Freeplane のカスタマイズ(4)ノードスタイルをアレンジ:その3 エッジの色指定にショートカットを割り当てる

 マインドマップで、エッジ(枝どおしを結ぶ線)や文字の色を変えると、グンと見栄えが上がりますが、これって結構操作が面倒です。Freeplene の場合だと、プルダウンメニューやコンテキストメニューで「書式 > 線の色」なり「書式 > ノードの文字色」なりによって、カラーパレットを表示させ、、、、といった具合で、しかも、一口に「赤」なら「赤」といっても類似色があってマップ毎に不統一になりやすいといった問題もあります。
 そこで、エッジの色をキーボード操作で設定できるショートカットを指定してみました。やり方は、1)ノードスタイルの指定と2)ショートカットキーの割り当てを組み合わせるだけです。


<ノードスタイルの指定>
 「ノードスタイル」設定機能により、エッジの色を指定するだけ(他の項目は一切指定しない)のノードパターンを作成します[図1]。パターン名称は、「線=紫」「線=赤」といったわかりやすいものにしました。
[図1]


<ショートカットキーの割り当て>
 「ツール > ショートカットキーの割り当て」機能を使って、線の色を指定したパターンのショートカットを「Shift + Fキー」に割り当てました。Shift キーを押すと、「Fバー」に「Shift + Fキー」に割り当てられた機能が表示されるので[図2]、パターン名称で確認しながら、線の色を選定できるようになります。
[図2]


 下位階層のエッジの色は、基本的に上位階層の色を踏襲するので[図3]、ショートカットを使ってメインブランチ(第1階層のノード)のエッジの色を指定してしまえば、後はノードの入力、編集に専念できるようになります。
 お試しあれ。
[図3]


 なお、Freeplane では、「Ctrl + Fキー」や「Alt + Fキー」にも、ショートカットを割り当てられるので、ノードの文字色や背景色を指定するのも一計かもしれません。