Freeplane 1.2 の特徴(2):ノード拡張情報とノート

Freeplane 1.1 から 1.2 へのバージョンアップでの大きな変化の1つが、ノードコアの下方に表示される「ノード拡張情報」です。

1.「ノードの詳細」欄を新設

「ノードの詳細」は、「ノードコア」の内容を詳しく説明する場所です。「ノードコア」を見出しに見立て、ここに実質的な叙述を納めると良いでしょう。
「ノードの詳細」など拡張情報部分は、非表示にできるので、「ノードコア」だけを表示させれば、マインドマップ型のアウトラインエディタとして利用することができます

また、「ノードコア」と同様に、下線表示型のインラインハイパーリンクを文中に埋め込むことができるので、きめ細かく配慮の行き届いたハイパーテキストを作成することができます。

2.「属性」機能、「科学算式」(LaTex)機能、サイズ変更可能な画像
「属性」は「属性名」=「属性値」形式の定型的な情報収納エリアです。
「ノードコア」に表示される画像は大きさを変えられませんが、「拡大情報」に含まれる「画像」は、右下をドラッグすることで、表示サイズを変えられます。

3.「ノート」機能
「ノート」は、「ノードの詳細」とは別に、ノードの内容(ノードコアや詳細)に関する補足事項をメモしておくスペースです。「ノート」は標準設定では表示されないようになっており、代わりにノードコアの冒頭に「ノート付きアイコン」が表示されています。
「ノート」の内容を見るには、「ノードの拡張情報」の下側に表示させたり、画面の左右上下左右に固定パネル表示させたりといった方法もありますが、次に説明する「ツールチップ」表示を利用すると便利です。
なお、前述の下線表示型リンク機能は、「ノート」の文中でも利用できます。

4.「ツールチップ」表示機能
ツールチップとは、ノードにマウスカーソルを合わせてしばらく置く(これを「ホバーリング」といいます)と、そのノードに収められた文字情報(「ノードの詳細」、「属性」や「ノート」)で非表示になっているものが、グレーのウィンドウに表示される機能です。
一々特別な操作をしなくても非表示情報が手軽に閲覧できるので、大変便利です。