Freeplane 1.2 の特徴(4):線(エッジ)

今回は、同一系列のノード間の関係を示す線(エッジ)についてです。
マインドマップの作成において、エッジは基本中の基本なので、Freeplane の前身であるFreeMind 0.8 でも基本機能は十分備えていましたが、Freeplane では、Ver. 1.1 で、表現力が強化され、1.2 では使い勝手が向上しました。

1.いろいろな線
 XMind と比べた FreeMind の弱点として、見栄え、特にエッジの形がカッコよくないことが指摘されてきましたが、Freeplane では様々な形の線(エッジ)が使えるようになりました。FreeMind でも装備されていた ベジェ曲線」、「先細ベジェ曲線」(鋭いベジェ)、「直線」、「先細直線」(鋭い直線)に加えて、「直角曲がり」も使えます。「直線」のエッジと「囲み」のノードスタイルを用いれば、XMind と大差ない図が描けるようになります(ノードの背景色のグラデーションはできませんが)。
 また、「線を隠す」こともできます。この機能を使えば、事実上の「フローティング・ノード」を描くことができます。「フリーポジション・ノード」機能を組み合わせれば、マルチ・ルート・マップ(?)紛いを作ることもできます。

2.線の色を自動選択
 メイン・ノード(メイン・ブランチごとに線の色を変えると、奇麗なマップができますが、これまで FreeMind や Freeplane では、手動で線の色を指定しなければなりませんでした。FP 1.2 では、メイン・ノード作成時に、自動的に色を指定するオプションが使えるようになりました。微妙な配色に悩む必要がなくなり、大変便利です。