Freeplane の使い方(4)もう少しだけ、基本を!−その2:マップの装飾機能[1]−

 「使い方(2)とにかく、さわってみんさい!」で使った「自動レイアウト」機能は、手軽にきれいなマップを作ることができて便利です。しかし、Freplane の装飾機能を使うと、簡単にもっともっと美しいマップが作れます。


1.ノードの形:フォークと囲み
 マインドマップ本来のノードは、線上にキーワードを書くことになっていますが、時にはノードを枠で囲んだほうがキリリとして見やすくなることがあります。Freeplane では、同じマップの中でノードの形を「フォーク」形式と「囲み」形式に変えることができます。
 「フォーク」形式と「囲み」形式の切り替えは、切り替え対象ノードを選択し、プルダウンメニューの「書式 > フォーク」、または「書式 > 囲み」をクリックします。
 なお、「環境設定」によっては、選択ノードだけでなく、下位のノード群を含めて形式が変わることがあります[画像1]。
[画像1]


2.エッジの線の形と色
 ルートノードから外側に向かって、ノードとノードを結ぶ線をエッジと呼びますが、エッジの線の形や色を変えると、イメージが大きく変わります。

1)線の形を変える
 Freeplane では、ノード毎にエッジの線の形を変えることができます。指定できる線の形は、次の5種類があります[画像2]。
   ①直線
   ②鋭い直線
   ③ベジェ曲線
   ④鋭いベジェ曲線
   ⑤直角曲がり
[画像2]

 線の形を変えるには、①プルダウンメニュー「書式 > 線の形」、または②ノードコンテキストメニュー「書式 > 線の形」をクリックし、選んでください。
 線の形を変える機能を用いると、上記の5種類の形態変換の他に、⑥線を隠すこともできます。これは、エッジの線を非表示にするものです[画像3]。この機能を使うと、ルートノードから独立したフローティングノードもどきを実現できます。ただ、一度非表示にした線でも、当該ファイルを閉じてしまうと、次には表示されるようです。
[画像3]

2)線の太さを変える
 Freeplane では、ノード毎にエッジの線の太さを変えることができます[画像4右側]。
 線の太さを変えるには、①プルダウンメニュー「書式 > 線の太さ」、または②ノードコンテキストメニュー「書式 > 線の太さ」をクリックし、選んでください。
[画像4]

3)線の色を変える
 Freeplane では、ノード毎にエッジの線の色を変えることができます[前出画像4参照]。
 線の色を変えるには、①プルダウンメニュー「書式 > 線の色」、または②ノードコンテキストメニュー「書式 > 線の色」をクリックするか、③「Alt + Shift + E」キーを押して下さい。カラーパレットが表示されるので、お好みの色を選んでください[画像5]。結果は、上の[画像4]の左方の様な形になります。
[画像5]

 Freeplane の装飾機能は、まだまだあります。残りの部分は、次回に。