Freeplane の使い方(9)こんな使い方も、、、−その2:画像を使おう[1]−

 マインドマッピング、文字と線だけでなく、アイコンや画像が入ると、ぐっと奇麗に見やすくなります。でも、FreeMind や Freeplane で画像を使うのは、”ちょっとばかり難儀”という印象がありました。
 この点で、Freeplane ではソフトの改良が進んでいますし、工夫しだいで FreeMind でも Freeplane でも結構画像が使えます。
 まずは、アイコンの使用法から。


1.「アイコン」を使って

1)内臓アイコンの使用法
 Freeplane には、82個のアイコンが内蔵されています。プルダウンメニュー「アイコン」をクリックすると、標識や記号、番号、スマイリーマーク、矢印などに階層区分されたアイコン群が現れるので[画像1]、ここから適当なものを選ぶだけで、ノードにアイコンをつけることができます。また、プルダウンメニュー「アイコン > アイコンを選択」を使えば、全部のアイコンを一度に表示させて、そこから選ぶこともできます[画像2]。
[画像1]

[画像2]


2)ユーザ・アイコンを組み込む
 内臓アイコンだけじゃ物足りない、もっといろんなアイコンを使いたいという場合は、ユーザが独自のアイコンを追加することができます。
 ネット上で、たとえば Google イメージを用いて検索すれば、フリーで使えるアイコンデータがたくさん見つかります。
 アイコン用イメージデータとしてすぐに使える PNG 形式のものも少なくありませんが、Paint などのグラフィックエディタを使えば、BMP 形式や JPEG 形式のデータも簡単に変換できます。また、これらのソフトを使えば、サイズを縮小することもできます。
 PNG 形式のデータができたら、それを、
"\Documents and Settings\[ユーザ名]\.Freeplane\icons" フォルダ
へ放り込みます(Windows XP の場合)。すると、次に Freeplane を起動したときに、「アイコン」メニューの末尾に「ユーザーアイコン」の項目が追加され、そこにユーザが放り込んだアイコンが表示されます[画像3]。「アイコンを選択」で表示される一覧でも、ユーザアイコンが増えています。
[画像3]


次回は、ノードに画像を表示させる方法を取りあげます。