Freeplane の新機能紹介(3)画像表示機能関係

 マインドマップにアイコンや画像が入ると、見やすくなりますが、残念ながら FreeMind の画像表示機能は使い勝手のよいものではありません。Freeplane では、万全とは言わないまでも、かなりの改良が見られます。

1.新しい画像表示機能の追加
 FreeMind の画像表示機能は、ビットマップ(PNG, GIF, JPEG)のイメージ・データを参照する形で、ノード上に画像を表示します(「画像」挿入機能)。Freeplane では、これに加えて、新しい画像表示機能(「外部オブジェクト」挿入機能)が使えるようになりました。
 「外部オブジェクト」では、①ビットマップ・データ(PNG, GIF, JPEG)だけでなく、ベクター・データ(SVG)が使用でき、②マップ上で表示する画像の大きさを変更できるようになりました。また、③従来の「画像」挿入機能と「外部オブジェクト」機能を同一のノード上で併用することもできます。


2.画像選択ダイアログでのプレビュー機能の新設
 「画像」挿入にせよ、「外部オブジェクト」にせよ、使用する画像データを指定することが必要です。そのひとつの方法として、ファイル選択ダイアログを用いるやり方がありますが、この場合、FreeMind では、ファイルの中味を目で見て確かめることができず、ファイル名に頼るしかありませんでした。このプレビュー機能は、使いたいファイルをクリックして表示される画面を見ながら、画像を選択できるようにするものです。
 このやり方だと、たくさんの画像を見比べながら選び出すことができないなど、欲を言えばまだまだ改善希望はありますが、これまでに比べて格段に使いやすくなりました。