Freeplane の新機能紹介(2)エッジの「線の形」関係

Freeplane では、エッジの「線」の表示に関わって、少なくとも2点の改良が加えられています。

1.「直角曲がり」形式の追加
 FreeMind(0.9.0) では、エッジのスタイルとして、①直線、②ベジェ曲線、③鋭い直線、④鋭いベジェ曲線、の4種類が利用できますが、Freeplaneでは、この他に「直角曲がり」形式が追加されました。
 他のマインドマップソフトに比べて、FreeMind の評判がよくないのがエッジの「線」です。マインドマップの雰囲気を出そうとしてベジェ曲線(?)を使っていることが、見栄えのシャープさを求める人には、古くさく見えるようです。一概にはいえませんが、「直線」形式や「直角曲がり」形式の導入は、表現力の広がりとして歓迎すべきことでしょう。


2.エッジの「線を隠す」機能の追加
 見かけ上、エッジの「線」を見えないようにするものです。データとしては、上位ノードと下位ノードの関係は維持されるので、他の線の形に設定を変えると、線が復活します。
 MindManager や XMind などでは、フローティング・トピック(ノード)といって、センター・トピック(ノード)とつながらないトピック(ノード)を作り、そこからブランチを伸ばすことができるようです。「線を隠す」を用いると、Freeplane 上でフローティング・ノードもどきのことができます。
 ただ、マップ・データを保存して、再度呼び出すと、「線を隠す」の指定は元に戻ってしまうようです。