Freeplane の新機能紹介(1)コネクタ(矢印)関係

 これから、マインドマップ作成ソフトとしての Freeplane の特徴を説明していきます。


 Freeplane では、ノードとノードを結ぶコネクタ(矢印)に3つの新機能が加わりました。

1.コネクタ(矢印)によるエッジの「線」擬制機能
 FreeMind のコネクタの形状は、①一端が矢印(=基本形)、②両端が矢印、③両端とも矢印無しの3種類でしたが、Freeplaneでは、これらの他に④エッジの「線」様形態のものが、加わりました。

 この機能を使うと、下位に行くほど分岐していくノードを再度統合して表示することができます。Xmind のように、上位(内側)で分岐したノードを外側のカッコで括ることがはできませんが、この機能で代用することもできます。

2.コネクタ(矢印)へのラベル添付機能
 ノードとノードをコネクタでつなぐ場合、両者の関係を言葉で補足説明したいことがあります。そんな時、コネクタにラベルを付ける機能です。ラベルは、コネクタの①始点、②中間点、③終点の3カ所に付けることができます。
 Freeplane の新機能の中で私がもっともよく使っているのが、この機能です。


3.コネクタの線をノードの背後に表示
 コネクタの線とノード(及びエッジの線)がクロスする場合、FreeMind では、常にノード(及びエッジの線)の上にコネクタが上書き表示されるようになっていました。Freeplane では、コネクタをノードの手前に表示するか、背後を通すか選択できるようになりました。
 ただし、変更はアプリケーションの「環境設定」を通じるものなので、同一マップ内で、手前表示と背後表示を併用することはできません。